縦割りひとクラス
セコイア・モンテッソーリ子どもの家は縦割りのひとクラスです。2歳半から6歳までの子どもたちが一緒に活動することで、年少児は、どうしても自分でできないところだけ助けを求める自立の練習、年長児は5-6歳頃の発達に不可欠なリーダーシップの練習ができます。また、同じメンバーでクラス替えもなく卒園まで一緒に活動することは、お互いの成長を理解し助け合う思いやりを生みだします。異年齢縦割りのクラスの魅力は、協調的で敬愛の気持ちに満ちた子どもたちが育ちやすいことです。
典型的な1日の流れ
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
保護者の方と一緒に登園。挨拶をしてお部屋に入り身支度をします。
支度ができた人から「モンテッソーリのお仕事の時間」
(中断のない3時間のお仕事の時間*はAMIが推奨しています)
12時ごろ、個々にきりのいいところでお弁当の準備
食べ終わったら片づけて、外遊びや季節ごとの制作などに入ります。
14時少し前、年長児のリードで帰りの会をします。
保護者の方と一緒に降園。また明日ね。
<以後、延長預かり保育を行っています。お尋ねください。>
* 午前中は、切れ目のないモンテッソーリの時間を3時間用意しています。3時間通しのお仕事の時間はAMI(国際モンテッソーリ協会)が推奨しており、当園では、本来のモンテッソーリの方法に忠実な子どもの家を運営しています。
年間の取り組み
セコイア・モンテッソーリでは、古くからの日本の暦と文化を積極的に取り入れ、季節ごとの行事を紹介しながら日本の四季を豊かに感じられるよう取り組んでいます。たとえば、春のお花見散歩、端午の節句、母の日のおもてなし、父の日の共同作業、七夕など、年間を通じて年長児は年長児らしく、年少児は年少児らしく一年の暦を楽しみます。
また季節ごとの植物を育て、野菜の収穫や収穫されたものを使った調理も経験します。
少人数クラスの手厚い指導
セコイア・モンテッソーリの子どもの数は4学年合わせて20人程度まで。指導する大人は2人です。2歳のときから卒園までクラス替えもなく、1人ひとりの成長を日々ずっとお支えできる理想的な人数構成です。通園バスはありませんが、日々の送り迎えの時間は単なるお子さまの受け渡しではなく、保護者の方と直接情報交換できる貴重な時間と考えています。
学期に一度ずつ個別の参観と面談を行い、お子さまについての情報共有を図る一方、必要に応じて意見や相談の交換を随時させていただいています。ご家庭でお子さまを見守るお母さまやお父さまをお支えする面からも、少人数の縦割りクラスは大きなメリットです。
6歳までにその人の人格の基礎が出来上がると言われています。セコイア・モンテッソーリ子どもの家では1人ひとりのお子さまを子細に観察し、その方にあった4年間の計画を立ててきめ細かくお育てしています。